投資信託の解約と資産形成

最近は、NISAなどの制度も始まって、銀行に預金をするだけではなく、証券投資をはじめる方も多くなってきているのではないでしょうか。でも、証券投資を銀行預金と同じように考えていると、あまり賢い運用はできないと言えるかもしれません。例えば、投資信託という商品がありますが、このような商品を購入すると、半年後にその資産価格が2倍になっているというようなこともあり得ます。でも、これはいいぞと思ってそのままにしておくと、1年後には元の資産価格に戻っていたり、場合によっては買った時よりも資産価格が下がっていたりするものなのです。ですから、儲かっている時に投資信託を解約して利益を確定させておかなければ、確実な利益は得られないということです。これが銀行預金でしたら、1年後の資産価格は半年後の資産価格よりも確実に増えていることになりますから、何か正義に反するような感じがするものですが、これが証券投資というものの特徴であると理解しておくことが大切かもしれません。では、ちょっとでも利益が出れば解約するようにすればよいのかと言いますと、それはそれで手数料を取られるだけの器用貧乏に終わってしまう可能性もあります。要は、適度に保有資産の見直しを行って、資産のリバランスを図るようにしておくことです。また、全てを証券投資にあてるのではなくて、一部は銀行預金などの現金として保有しておくほうが賢いと言えるでしょう。そして、価格が下がってきた時を見計らって現金で買うのです。また、反対に価格が上がってきた時には、解約して現金を蓄えておきます。なぜ、このような手法がオススメかといいますと、景気の悪い時には全ての資産価格が下落しがちだからです。